MOS 2010のワード上級独学勉強法!基本を押さえるべし!
2017/02/04
今回はワード上級(MOS 2010)の独学勉強法について詳しく解説していきます。
※この記事はMOS 2010版なのでMOS 2013版を受験する予定の方はご注意ください!
管理人はMOS試験で973点(1000点満点)で合格することができました。
押さえるべき箇所はワード同様、差し込み印刷なんですが少し応用力が必要かな?という程度なのでそこまで難しくは感じませんでした。
とは言え、普段使わない機能のオンパレードなのでしっかり勉強しておきましょう!
目次
試験範囲について
まずは「MOS 2010 ワード エキスパート」の試験範囲を確認しましょう。
- 文書の共有と管理
・Word のオプションを設定する
・文書を保護する
・文書にテンプレートを適用する
- コンテンツの書式設定
・フォントや段落に高度な書式を適用する
・表やグラフを作成する
・文書内の再利用可能なコンテンツを構成する
・セクションをリンクする
- 文書の変更履歴と参考資料
・文書を校閲する、比較する、組み込む
・参考資料のページを作成する
・文書内に引用文献一覧を作成する
・文書内に索引を作成する
- 差し込み印刷の実行
・差し込み印刷を実行する
・他のデータソースを使用して差し込み印刷文書を作成する
・ラベルやフォームを作成する
- マクロとフォームの管理
・マクロを適用する、操作する
・マクロのオプションを適用する、操作する
・フォームを作成する
・フォームを操作する
以上の5分野になります!
赤字の部分は初心者がつまづきやすい分野なので、この記事で詳しく解説していきます。
基本的な勉強法
ワード上級に限らず、MOSの勉強は基本教科書の操作をそのまま真似するところから始めます。
私はFOM出版の教科書を使っています。このシリーズは模擬試験ができるCD-ROMがついているのでおすすめです。
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勿論他の出版社の教科書を使っても勉強できますが、必ずMOS対策の教科書を使うようにしましょう。
ワード全般の本(入門系や実用的な内容)に書いてある操作方法とMOSで問われる操作方法が違う可能性があります。
新しく教科書を購入する際はMOSの教科書であるかをしっかり確認しましょう!
教科書に書いてある手順通り操作をすれば効率良く勉強ができるので、まずは教科書をしっかり読み進めるところから始めましょう。
具体的な勉強方法
文書の変更履歴と参考資料
文献目録の編集
「文献目録の編集」ウィンドウで様々な情報を変更する操作がありますが、どれがどの情報か逐一チェックすること!
ワード上級で点を落とすのは大体見落としか勉強不足による”空欄”です。
最初にも書きましたが、ワード上級は「上級(エキスパート)」とついているもののそこまで難しいわけではありません。
私も模擬試験を行った際のミスはほぼ問題文の見落としか読み間違え(勘違い)でした。
特に「文献目録の編集」は入力欄をずらして入力してしまうミスが多く目立ったので注意として書いておきました。
ある程度操作に慣れてくると間違うことが増えてくるので気をつけましょう!
索引の編集
言いたいことはほぼ「文献目録の編集」と同じですが、ここで更に注意したいのは、
「求められている部分以外は編集しないこと」
です!
ワード上級はとにかく編集ウィンドウやプロパティの情報量が多いのであれもこれもと気になってしまいがちですが、問題文で指定された部分以外は基本触らないようにしましょう。
差し込み印刷の実行
問題文の指示
※ワード勉強記事でも書いた内容です。上級でも気をつけましょう!
差し込み印刷だけに限りませんが、MOSは問題文をちゃんと読めば間違うことはほぼありません。
たまに問題文の日本語が怪しかったり、何をすれば良いのかイマイチ分かりにくい文章を見かけます。これは正直どうしようもないです笑
管理人が受けた時も分かりにくい問題文が出てきたので困惑しました。
会場によっては最後に試験に関するアンケートが出てくる(あるいは試験後にアンケートメールが届く)ので、そこに問題文の改善を具体的に書くと良いでしょう。後々受験する人のためにも是非。
話を差し込み印刷に戻します。
差し込み印刷に関する問題文は指示内容が他と比べて多いので、問題文を読みながら指示を1つ1つ確実に操作すると良いでしょう。
問題文を一気に読んで一気に操作すると”抜け”が出てくるかもしれないので、問題文と操作の確認は確実に。
Accessファイルの取り扱い
ワード上級では差し込み印刷において、Accessファイルの取り扱いがあります。
自分のパソコンにアクセスが導入されていないと表示できないのでは?と思いがちですが、Accessファイルをワードで読み込むだけなのでアクセスを持っていなくても問題ありません。
書くほどでもないかなとも思ったのですが、念のために。
差し込み印刷におけるアウトルック操作について
ハッキリ言って、これは覚える必要ありません。
エクセル上級同様、試験には出ないであろう範囲になります。
ただしアウトルック操作はエクセルよりかは使用頻度が高いので、簡単な操作くらいはできるようになっておいて損はないでしょう。
とはいえ、アウトルックの登録は時間がかかるため無理に試験勉強中にすることはありません。
仕事で必要かなと思ったら操作(勉強)してみるくらいで良いと思います。
※FOM出版の教科書についていた模擬試験にも差し込み印刷におけるアウトルック操作関連は出てきませんでした。
エクセル上級との共通点
「共有と管理」と「マクロとフォーム」に関してはエクセルの上級と一部動作が同じです。
科目の難易度的に、先にワード上級で上記の2分野を勉強してからエクセル上級を受けることをおすすめします。
※当然、上記の機能の内容全てが同じわけではないので「ワード上級で勉強したからエクセル上級では勉強を飛ばす!(その逆も)」なんてことはしないでください。
ワード上級の独学勉強法まとめ
- 指定された部分以外は触らないこと
- 問題文は簡単なものでも最低2~3回は読みなおす
- 編集タブやプロパティの入力欄に間違いやズレがないかの確認をしっかり!
ワードが身についていることが前提ですが、勉強期間も2週間程度で問題ないはずです。
この記事を書く時、勉強時のことを思い出しつつ教科書を読み進めていたのですが、今見ても特につまるところは無かったように感じます。
とにかく丁寧に、冷静に、勉強をしてください!
焦りからくる細かいミスが減点のほとんどだと思ってくれて間違いないです(^^;
何度も言うように、ワード上級はそこまで難しくありません。
大雑把に勉強するとその分「抜け」が出てくるので、試験を受けると決めた以上は手を抜かないようにしましょうね。